|おおむらくらしのおおくらさん|長崎県大村市

移住者インタビュー 真理子さん

北九州市から大村市に移住してきた真理子さん。利便性がありながら自然にも恵まれた暮らしに満足している。

名前:真理子
生年:1979年
家族構成:夫と子ども2人の4人家族
職業:主婦
移住年月:2013年4月
前の居住地:福岡県北九州市


Q1.大村市に移住するきっかけについて教えてください。


「おおむら里山村プレーパーク」では、子どもが自分の五感を使って遊びを見つけることを大切にしている。

もともと久留米市出身の夫が大村市で暮らしながら仕事をしていて、生まれ故郷の北九州市にいた私とは遠距離恋愛をしていたんです。3年くらい経って、夫が大村市の過ごしやすさに惚れ込んで定住を決めて、結婚を機に私も移住することにしました。実際に移住するまでには約1年間の準備期間を設けましたが、大村市は空港や高速道路などのアクセスに恵まれていて、家を探したり移住の準備をしたりするのに通いやすく、順調に新生活を始めることができました。

大村市に住み始めてすぐに子どもができて、1年くらいはゆっくり外出することもできず、最初は少し不安もありました。でも、子どもが生まれてから子育て支援センター「おむらんど」に通うようになり、そこでイベントに参加することでたくさんのママ友とつながることができました。イベント後にママ同士でお喋りする時間があって、それが交流するいい機会になりましたね。


Q2.子育てをする環境としてはどのように感じていますか。


自然の中では周りを気にせず、気持ちもリラックスできるそう。慌ただしい子育ての息抜きにもなっている。

子どもといると街でやさしく声をかけてくれたり、スーパーで荷物を運んでくれたり、街の人にあたたかく受け入れられていると感じています。子育てをしていると悩みを一人で抱えてしまいがちなので、相談しやすい環境があることでとても気持ちが楽になります。また、食に関しても恵まれていて、特にお魚は新鮮でおいしいものが手軽に手に入ります。スーパーには当たり前のように地元産の食材が並んでいるので、意識しなくても地産地消になっているのかもしれませんね。また大村市はさまざまな医療機関が充実していて、家族に何かあった時にも素早く対応してもらえる体制が整っているのも魅力です。

私は、里山の自然の中で子どもが自由に遊べる「おおむら里山村プレーパーク」に参加していて、子どもを頻繁に連れてきています。室内遊びだとすぐに飽きてしまいますが、ここだと一日中遊んでも帰りたくないと言うくらい喜びます。私自身、里山の世話人の方や、他の子どもの親とお話する機会にもなっていて、親子で楽しい時間を過ごしています。自然に囲まれているだけではなく、そうした周りの方と関係を深める機会もとても貴重で、母親としての暮らしやすさにもつながっています。


Q.3移住前のイメージと、実際に移住した後での違いはありますか。


ママ友同士の交流が深いのも大村市ならでは。ネットにはない情報を交換して、お互いが子育ての悩みを共有して力になる。

移住前は、もっとお店がない田舎らしい生活を覚悟していました。でも実際に住み始めると普段の買い物にも困らず、オシャレなカフェやケーキ屋さんもあるので、ママ友たちとよく集まっています。それに大村市を拠点として、近隣の街や佐賀県まで、車を使って日帰りで気軽に出かけることができるので、生活エリアが思っていたよりも広い印象ですね。 大村では人と人の結び付きが強くて、自分から話しかければ快く受け入れてもらえます。私も最初は知り合いがほとんどいませんでしたが、今ではたくさんの人に支えてもらいながら、明るく子育てに励んでいます。


【2019年3月取材】