|長崎県大村市移住支援公式HP「おおむら暮らし」

移住についてAbout Migration


こころ工房 代表取締役
井手誠一さん

いい気を大切にご縁を結んで
ふるさとを思う気持ちが原動力

「家も町も気の流れが大事ですよね」。穏やかな口調でぽつりとつぶやいたひと言が印象的だったのは、「こころ工房」代表取締役の井手誠一さん。天然素材の建材を使い、空気のきれいな家づくりを行っている地元の工務店です。「バッハの音楽が24時間365日流れる倉庫の中で、杉の木を熟成乾燥させるのが特徴。木の油分が残るため、建てた後もいい香りがずっと続くんです」。この天然のアロマ成分が気持ちをリラックスさせ、免疫向上などさまざまな恩恵をもたらしてくれるとのこと。さらに漆喰の塗り壁が室内の空気をクリーンに保ってくれます。その工法を実感できる場所のひとつが新大村駅そばの「キイト舎」。移住者である石川雅美さんが運営するコミュニティカフェです。「メインスペースには厚さ38mmの床板を張っています。一般的なフローリングは12mm。3倍くらい厚さが違います。この場所では音楽イベントも開催されているんですが、演奏者やお客さんから“音の響きが違う”“気持ちがいい”と評判のようです」。
こだわりの“木”から放たれる、いい“気”の流れを生みだす工務店を営む傍ら、4年前から毎月欠かさず行っているルーティーンがあります。「毎月1日は朝7時から地元の有志たちとゴミ拾い。大村公園や森園公園などをローテーションで掃除しています。月並みですが、きれいになると気持ちがいいんですよね」。心地よい汗を流した後は、みんなでコーヒーを飲むのがお決まり。実はこのコーヒーにも一過言あり。ゴミ拾いの前日に井手さんが生豆から焙煎したものとお湯を持参し、参加者に振る舞っているそうです。「大村の町のために何かしたいけど、何から始めたらいいかわからない。そんな方はまず一緒にゴミ拾いから始めてみませんか」と呼びかけます。
家づくりも、ゴミ拾いも。その根底にあるのは「生まれ育った大村の役に立ちたい」という思い。「高校卒業後、福岡の建築の専門学校に進学し、そのまま就職しました。地元を離れてわかったのはごちゃごちゃした都会暮らしが向いていないこと。そして海や山などの自然に囲まれた大村での暮らしが、いかに幸せだったかということ」。そこでUターンを決意し、2002年に地元で「こころ工房」を設立しました。創業から20年以上が経ったいまも、新しい挑戦を続けています。そのひとつが「ながさき移住コンシェルジュ」としての活動。長崎県への移住希望者の相談にのったり、地域に溶け込むお手伝いをしたりなど活動内容は多岐にわたります。「大村は自衛隊の基地がある関係で、よそから来た人を受け入れる基盤がある町。スーパーや病院などがコンパクトにそろう暮らしやすさ、空港や新幹線といったアクセスの良さはもちろん、“人柄”こそ大村の魅力」。そう話す井手さんの強みもまた、バラエティに富んだ人脈の広さ。「自分にわからないことがあれば、その方面の専門家につなぐこともできます。まずは気軽に何でも聞いてください」。井手さんがいれてくれる自慢のコーヒーを一緒に飲みながら。


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*2026年3月末更新