|おおむらくらしのおおくらさん|長崎県大村市

おおむらくらしのおうちごはんhome cooking


30 ヒカド
サツマイモでとろみをつけた
南蛮由来の郷土料理をおうちで






〈材料〉 2人分

  • 鶏モモ肉 50g
  • ブリの切り身 50g
  • サツマイモ 70g
  • サツマイモ(とろみづけ用) 50g
  • ダイコン 50g
  • ニンジン 50g
  • 干しシイタケスライス 2g
  • ネギ 適量

  • 【だし】
  • お湯 550cc
  • サバ削り節 5g
  • だし昆布 4g
  • 薄口しょうゆ 大さじ1/2
  • 料理酒 適量
  • 塩 適量

〈下準備〉

  • 【だし】をとる。耐熱容器にサバ削り節とだし昆布を入れ、お湯を注ぎ入れる。昆布が戻り、お湯が人肌くらいの温度になったらサバ削り節と昆布を取り出し、薄口しょうゆと料理酒、塩で味を調える
  • ブリに塩(分量外)を振り、10分ほど置いたらざるにのせ、お湯をかけてくさみを取る

〈つくり方〉

  1. サツマイモ、ダイコン、ニンジンは1.5cmの角切りに、ネギは輪切りにする。
  2. 鶏もも肉、ブリを1.5cmの角切りにする。
  3. 鍋に【だし】を入れて火にかけ、サツマイモ、ダイコン、ニンジン、鶏もも肉、ブリを加えたら、干しシイタケを手で割り入れる。
  4. 途中あくを取りながら、具材に火が通るまで煮る。
  5. サツマイモをすりおろして、とろみをつける。
  6. 器に盛りつけ、ネギを散らす。

〈ポイント〉

  • 「ヒカド」はポルトガル語で「ものを細かく刻む」という意味。スープに近い煮込み料理で、南蛮由来の長崎らしい郷土料理です。具材の大きさを切りそろえることで、均一に火が通ります