大村暮らし

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おおむら暮らし運営
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移住者インタビュー 粂川さん


名前:粂川ユウヤ
年齢:1969年5月生まれ 49歳
家族構成:妻・娘
職業:映像ディレクター
移住年月:2017年8月
前の居住地:東京都中央区

Q1.大村市と東京を行き来する2拠点生活をされていますが、そもそも大村を知ったきっかけは?


大村市在住のグラフィックデザイナー鐘江美沙紀さんと打ち合わせの様子。地元のクリエイターにとっても粂川さんの存在はいい刺激になっている。

 

2014年に大村市で撮影された自主制作映画「スナメリの詩プロジェクト」に8人の監督のひとりとして参加しました。もともと、私は東京で科学や建築分野の3DCGアニメーションなどを制作するプロダクションを運営していましたが、、実写の撮影にも対応して、企画から仕上げまでワンストップで制作するスタイルに切り替えていたところでした。そこに、「スナメリの詩プロジェクト」のお誘いをいただいたことが、大村市を知ったきっかけです。

Q2.2拠点生活をすることになった経緯を教えてください。

リノベーションを施したサテライトオフィス。人と物件との出会いが2拠点生活を後押しした。

 

「スナメリの詩プロジェクト」で街の風景を撮りながら歩いているうちに、大村には魅力的なものがたくさんあることに気が付きました。豊かな自然はもちろん、伝統工芸や古い街並みなど、どれもが素晴らしいと感じました。

それまでも、各地で地域紹介用の映像制作や、自主企画による祭りの取材などといった活動実績がありましたので、ここ(松原地区)でもそういったことができるのではないかと思ったのです。そして、今もお世話になっている田中鎌工業さんとの出会いがありました。魅力的な題材は尽きなかったので、プロジェクトが終わったあとも大村に通うようになりました。

定期的にこの松原地区に滞在するようになったけれど、東京での業務もあります。こちらにいるときは東京の仕事が止まってしまうので、映像制作をするためのサテライトオフィスの必要性を感じ、物件探しを始めました。

田中鎌工業さんは民泊も経営されていて、滞在中はお世話になっていました。ある時、仕事用の物件を探していると相談したところ、空き部屋を使わせてもらえることになりました。物置として使用されていた部屋をリノベーションしはじめたのが2016年、そこに業務で使用するPC機材などを運び入れたのが2017年。そこから本格稼働をはじめ、東京と大村の2拠点生活がスタートしました。

Q3.実際に2拠点生活をしてみて、感じることや心がけていることは何ですか?

「おおむら暮らし」が海の近くで暮らす憧れを叶えてくれたと語る粂川さん。大村の自然豊かな環境はクリエイターにとっても魅力的。

 

大村の魅力といえば、やはり海と山がすぐ近くにあることでしょうか。大村湾と対岸に重なる山々の穏やかな景色はとてもよいですね。仕事の合間に近くの公園で海を眺めてリフレッシュしています。海の近くで暮らすのは以前からの憧れでしたが、東日本大震災以降、難しいと思っていました。でも大村にはそれがありました。

また来るたびに訪れるお気に入りの眺望スポットがあって、季節ごとに変わる景色を楽しんでいます。ほどよいカーブの続く山道を少し登ったところなんですが、ここを古い小さなスポーツカーで走れたら、もう最高ですね(笑)。

大村での滞在は月に1回、おおよそ5〜7日間というところです。この生活パターンを維持できないと地元の人達も「都会の人のきまぐれか」となると思うんです。ですから、毎月決まったペースで継続的に行き来するようにしていますし、オフィスの住所や銀行口座もこちらに作りました。こちらで本気で活動していくんだという気持ちを行動に表すのは大事なことだと思っています。

最近では地元のデザイナーとの協業環境もできてきました。ホームグラウンドを離れて仕事をしていくには、地元の方たちの信用を得て、よいコミュニティを作ることが重要です。

Q4.大村で実現したいことはなんですか?


田中鎌工業四代目の田中勝人さんと。サテライトオフィスのある松原地区は500年の伝統を誇る“松原包丁”で有名な“ものづくり”の街。伝統の技を受け継ぎ、さらに日々研鑽して生み出した刃物は海外にまで評価されています。田中さんとはクリエイター同士意気投合。

 

よく地方の高齢化や過疎化が問題視されていますが、この松原地区は「元気」です。伝統産業の田中鎌工業さんを中心とした工芸作家さんのコミュニティも元気ですから、私たちコンピューターベースのクリエイターだって負けてはいられません(笑)。

例えば大村の、松原の豊かな自然の中でクリエイターが集い、コラボレートして仕事ができるような”長屋”が作れたら面白いと思ってます。空港が近くアクセスがよいという大きな利点もありますから、デジタルクリエイティブの発信拠点になれるのではないでしょうか。

そんな長屋が作れた暁には、松原のおばあちゃんたちにまかないランチをお願いしたいですね。このあたりにはランチスポットが少ないですし、料理が上手な人が多くて、本当に美味しいんですよ。
【2019年3月取材】

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